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1208日目。仕事の日。
今日からまた仕事。んで、1週間ぶち抜きで仕事になるらしいよ。ぶち抜きで、というか、ぶっ続けで、ていうやつか。
ハハハ…もはや人ごととして書いておかないと自分でも冷静でいられなくなる。間に休みのような日はあるんだけど、その日はその日で予定が入ってしまったので結局休みにならない感じだし。なんかもうね、バランスのいい働き方とはちょっと無縁になりつつある。1週間休みだと思ったら今度はそんな期間仕事になるとか。
まあそういう仕事だと分かってて転職したんだけどね。頭で分かってるのと実際に体験するのとでは全然違うわけで。
台風過ぎてからりと晴れ上がるかと思ったらそんなことはなく、むしろ残った雲と湿度の高い空気と、それから暑さがじわじわやってくる。また35℃とかそのくらいまで上がるらしい。数字を見ただけで気持ち悪くなってくる。この暑さ早くなんとかなってくれとずーっと思っているし、台風来たら多少変わるんじゃねーのと楽観視してたけど全然変わらなかった。なんでや。
これさあ、今年の冬は反対に極寒ってことにならないかなあ。暑い夏だと冬が寒い、とか聞いたことがあるようなないような…なんにせよ、寒かったらまた光熱費が上がるし、しんどさは増すし、なのでちょうどいい感じに収めて欲しい。
ちょうどいい感じ、というのが伝わるのかどうか知らんけど。
諸般の事情ってやつで普段履き慣れてない革靴を履く必要が出てきたので、以前購入していた新しい黒の革靴を下ろした。朝それを出そうとゴソゴソして包装とかを片付けたら起きてきた妻が「靴の裏に「○」印書かなあかんねん」と眠そうな声で言ってきた。新しく下ろした靴の裏に「○」。面白い。話を聞くと、こうしないと「キツネに騙されて家に帰って来れなくなる」んだとか。
へぇ、そういう話があるのか。あまり聞いたことが無かった。口語伝承的な分野を専攻してきた人間なはずだが、勉強不足であった…何より、そういう伝承というかおまじないというか、そういうものが今でも生きているのがなんだか嬉しかった。こういうものって、姿形を変えてずっと続いていくのだろうな。
なんでも、彼女の母からそう聞かされて育ったとか。わたしのところはそういう言い伝えみたいなのはなかったので、なかなかに新鮮な感じだった。わたしが他の用意をしている間に、両方の靴の裏にマジックで小さく「○」が書かれていた。これでもう家に迷わず帰れるだろう。途中で飲み屋に引っ掛かることもなく、ホビーショップに引っ掛かることもなく…いや後者はどうだろう引っ掛かってしまう気もするが…。
革靴はどうやら本革を使ってるものらしい。人工皮革のものばかり使っていたのもあって、扱いに余計緊張する。おりしも台風一過で道路に水溜りがちょこちょこあって、そのほか濡れてる場所も多々あって、とまあ大変な状況の時に下ろしてしまった。濡らさないように汚さないようにして履かないととは思うけど、でもいつの間にか汚れてたりするから嫌だな。
これを履いてたらだんだんもう1足くらい普段使いの革靴みたいなのがあってもいいなという気持ちになってきた。以前からリーガルの靴が欲しいと思っていたんだけど、これはそろそろ買えってことなのだろうか。買うんだったらメンテナンス剤も揃えなきゃな…いつになるか分からないけど、どうせならこの際一気に揃えてしまうのもアリかもしれない。
その時はまた裏に「○」を書いてもらわなきゃな。