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写真撮って、日記書いてます。

超が付くくらい久しぶりに、うなぎ、を食べた

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1230日目。休日の日。

明日からまたバタバタになるというので、今日は休みを取ってちょっと遠くの神社に行くことにした。遠いけど電車で乗りっぱなしのまま行ける場所なので助かる。以前であれば3回4回乗換が必要だったし、一日がかりの移動だったように記憶している。

神社の前に着いて、とりあえず昼食をとってからお詣りしようという話になって、前から調べていたうなぎ屋さんに行くことにした。うなぎ好きだけど今年に入ってからはすき家の「うな牛」でしか食べてないから久しぶりである。価格もなかなか手が出せない感じになってるし。わたしが小さい頃はいっぱい食べれたような記憶があるんだけど、あれは両親が無理して買ってたのか、それとも買えるくらい安かったのか、どちらだったのだろうか。

出身地の近くがうなぎ養殖の名産地という場所だったのも関係しているのかもしれない。

ちなみに母親が作るうなぎはどういうわけかタレと醤油等で味付けした煮汁で、市販されているうなぎを煮る、というものだった。つゆだくな感じになるのが我が家の基本だったのだが、専門店で初めて食べた時は「…こ、これがホンモノのうなぎ…」なんて驚いたっけ。ホンモノの値段はそれなりにそれなりだったから、味もかなり良かった。

さて、今日のうなぎはというと、値段と量のバランスが正直言ってビミョーのラインを超える超えないくらいで、美味しいことに間違いないんだけど、量が少し物足りないかなあって感じで。おまけに、店内に入るまでに40分、注文して出てくるまでに30分以上かかるところだった。待たされて「これかあ」って思った自分もいる。

このお店は調理人がひとり、注文取りにひとり、脚の悪いおばあちゃんがひとり、の構成でやっているのでどうしても出てくるまでに時間がかかる。じゃあ調理人を増やせばと思うも、かなり狭い店・狭い厨房なので人が増やせそうにもない。おそらく零細企業みたいなものなのだろう。しかしお客は外に行列をなしている…オペレーションが大変そうなので「まだですか?」みたいなことも聴けないし。

まあでも、ちゃんと注文通りに出てきたから良かったのかな。

このうなぎで元気出るだろうか。明日はまた移動して作業して別地点に移動して、ていう流れになっているけど、すでに書いた時点で「うへえ…」って思ってしまった。もっといえば順番待ちの行列と出てくるまでの店内待ち時間で疲れたような気がする。行って良かったのか悪かったのか。神社のおみくじは「大吉」だったから、トータルで見れば「ヨシ!」ってことなんだろうなあ。

たぶんこれで今年のうなぎは終わりかもしれない。次はいつ食べられるだろうか。そして来年も食べられるだろうか。そんなことをふと思う。生態系とか何とかでかいことを分かっているつもりでも、食べたいという欲求には無力だと実感する。そんなんだからどんどん減っていくというのに。

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バランスってのは難しいな、何事もな。