2016年を振り返ってみる
今年も最後になってしまったので、2016年に手に入れてよかったものとか、行ってよかったところとか、そういうのをぽれぽれ書いてみようと思う。
行ってよかった博物館
・兵庫県立美術館
森山大道展とか藤田嗣治展とか、面白かった。アクセスはちょっとめんどいところにあるけど、三ノ宮まで出たらあと少し、て感じだし、「ちょっと寄っていこう」という具合に立ち寄れるのがいいな。
・京都鉄道博物館
こないだ初めて行ったところだけど、現在の博物館の潮流が見え隠れしていて面白かった。「体験してみよう」とか「実物に触れてみよう」とか、そういう。それ以前に、行ったらみんな子供になっちゃうのは面白かった。行った時のことはまだまとめてないのでリンク引けないけど、こないだからちょこちょこ出してるSLの写真はその時撮ったもの。夕方の最後の運行のあとは転車台で石炭補充線に動かすのだ…はじめて転車台が動くところを見られて、意外な速度にビックリした。
そんな発見がある博物館だった。定期的に行きたい。
・大原美術館
子供向けのイベントの視察に行ってきた。20年ぶりの倉敷はまあこのリンク先の日記にも書いてるから割愛して、この取り組みを職場に持ち帰った場合どういう方法ができるのか、とかそういうので頭がぐるぐるしたイベントだった。マンパワーが重要なのはどこでも同じなんだろうけど、それをいかに形成して、持続させていくのかが、ほんとに問われている。これ、ボランティア論じゃないけど、そういうのからあんまり進んでないのかな。
展示されている作品だと、作者の名前は忘れたけど、1階にあった海の絵が好きだ。
買ってよかったもの
・kindle fire
電子書籍生活。現在はこれにmicrosdカード(32GB)を突っ込んで、プライムビデオで映画とかダウンロードして持ち運んでいるけど、ほんとにちょっとした時間つぶしとか、宿で見る番組なかったときとかにすごく重宝している。意外に便利だったのはトイレ。読みふけってしまって危うく遅刻しそうになったことも…あった気がする。
ただ、性能はまあお世辞にも「めっちゃすげえ!」てレベルではないから多少のもたつきとかは妥協するしかない。
・ソニーMDR-XB950BT
ワイヤレスで音楽が聴けるのってほんとに便利。ちなみに音源から7メートルくらい離れても繋がってるので、トイレとかちょっとした用事で離席しても音楽聴けるのはいい。ただ、機器によってはうまく繋がらなかったりするのでそこがストレスかもしれない。
・PS4
勢いで買ったけど、買ってよかった。「torneが爆速」とうたっているだけあってサクサク見られるのはほんとに便利。
ゲームは今ウィッチャー3をやってるんだけど、まだ序盤なのにいろんなクエストが発生していて先に進めない。すごくスルメなゲームでこれ1本あればしばらくは他のソフトなくても良さそう。
ウィッチャー3 ワイルドハント ゲームオブザイヤーエディション 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2016/09/01
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戦士ゲラルトの戦いの行方はいかに。
PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB(CUH-2000BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
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・レーザープリンター
大量に印刷するときはほんとに便利。インクジェットに比べて早いし。
ただ、トナーの交換を考えるとコストはどうなんだろうって気持ちになる。
買ってよかったマンガたち
・応天の門
菅原道真と在原業平、藤原家という、まあ平安オールスター的な作品なんだけど、毎回サスペンスだし、謀略やら駆け引きやらもあって先が読めないのが面白いところ。
応天門だから最後は応天門の変で終わるんだろうか。
・ふらいんぐうぃっち
日常系マンガなんだけど、主人公が新米魔女。青森の親戚の家に魔女修行で居候することになった横浜出身の魔女の話。雰囲気がよくて、よつばとのそれに似ている。ただ、魔女ものなので、日常の中に潜む非日常とかそういうのもちょこちょこ入ってくるんだけど、ごく自然に入ってくるから違和感もなく読める。
アニメ化されてたらしくHuluでも見られる。というか全部見た。2期待ち。
・爆走兄弟レッツ&ゴー RR
爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!! 1 (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: こしたてつひろ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/03/15
- メディア: コミック
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・ハイパーダッシュ四駆郎
ハイパーダッシュ!四駆郎 1 (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: 武井宏之,徳田ザウルス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: コミック
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爆走兄弟もハイパーダッシュも、どちらもコロコロアニキ連載中の作品。要は、ブームが去った後の各主人公たちの「その後」が描かれている。爆走兄弟の方は豪がF1レーサーになったり子供がいたり、烈は気象関係の仕事に就いてたりと、大人になった主人公たちが描かれている。だいたい1話完結。ただ、過去の回想のときに、これまでのコミック版とは異なる歴史が追加されてるから、マシンの順番とか違うことになってる。
ハイパーダッシュは四駆郎たちのその後の話。作者の徳田ザウルスが死去してるので、その後を継ぐような形で武井宏之が描いている。そこら辺の経緯ははしょるけど、熱い内容になっているのは確か。 エンペラーも強化されてる。
なんかねー、昔の熱くなってた気持ちというかそういうもの?を思い出したような気持ち。何巻まで続くかわからないけど買い続けたいところ。
タミヤ ミニ四駆PROシリーズ No.43 ライズエンペラー (MAシャーシ) 18643
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- メディア: おもちゃ&ホビー
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・銀河英雄伝説
銀河英雄伝説 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 田中芳樹,藤崎竜
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- 発売日: 2016/02/19
- メディア: Kindle版
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OVA版で全部見た人間。いやーまさかあんなに長いとは思わなかった。でも全然飽きることがないのね。マンガは「金髪の小僧」と呼ばれてる時代がまだ続いている。足場固めの時代なんだけど、いかんせんテンポが遅い。4巻なのにまだ第6次イゼルローン要塞攻防戦(しかも最中)なので、要塞奪取とか革命政権とかそういうのはかなり先になりそうなんだけど、果たして終わるのかこれ。そういう部分も含めて気になるところ。
・LAMPO
知ってる人は知っているマンガ。コロコロに連載されてたんだよなーでもオチどんなだっけなーって気になってマケプレで購入。ちなみに3巻と4巻の値段がそれ以外の2倍くらいの値段が付けられているのでちょっと気軽に手が出せない状況。
上山兄弟の弟の上山徹郎の作品。この兄弟の作品は作画が低学年向けじゃないんだよね、なのにコロコロに載ってたという良い時代。(兄の上山道郎はスモールソルジャーズとかゾイド連載してた。)
スモール・ソルジャーズ―映画原作 (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: 上山道郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/12
- メディア: コミック
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ストーリーとしては「上山徹郎版未来少年コナン」。こんなレビューがあったけれどまさにそれ。ボーイミーツガール。
ランポ 1―The hypersonic boy (てんとう虫コミックススペシャル)
- 作者: 上山徹郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/04
- メディア: コミック
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というわけで、ご兄弟のどちらかがコロコロアニキに連載持ってくれると非常にうれしい。
あとは新米姉妹のふたりごはんとかもよかった。
ごはんもののマンガってなんでこう読みたくなるのかな。
持っててよかったもの
・寝袋
体育館の寒さはつらかったなあ、ということで寝袋はあった方がいい。ある意味パーソナルなスペースの確保になる。最低限だけど。
・オリンパスペンEE-3とフィルム
当時の様子を記録しようとふと思いついたけど、いつ電気が来なくなるかわからない状況なのでバッテリー使うやつはあまり使えないし、そもそも部屋がひっくり返ってどこにあるかわかんなくなってしまったので、手元にあって電池いらず、72枚撮りできるペンを持っていった。
これすごいカメラだと思う。ほんとに。
ちなみに被災前後に撮影した写真はこれら。
フィルム詰めて、感度をあわせるだけであとは撮るだけだし、ピントあわせなくてもほぼ全ての面にピント行くし、機械式だから余計な電池もいらないし(セレン光電池積んでるくらいか)、明るさ足りなかったら撮影できない仕組みになってるし。失敗が少なくなるから撮影することだけに集中できる、ほんとにペンのようなカメラで、合理的すぎるくらいだ。
・GXR + GR LENS A12 28mm F2.5
今年も一年このカメラにお世話になった。地震で行方不明になったときはショックだったけど、どうにか発掘できたときはほんとにうれしかった。
いろんなところの塗装が剥げてきたり、ちょっと色味が変な時があったりと、地味に経年のダメージを受けてるんだけど、それでもまだまだ現役であれこれできそうなので、もうちょっとだけ頑張ってもらおうと思う。2万ショット超えたし、5万くらいまではいけないかな。
振り返って思ったんだけど、博物館はいくつか思い出せるのに、よかった展示とか展覧会とか、そういうのは思い出せない。写真展は森山大道のものくらいか、思いつくのは。ということは、そんなに行けていないのかもしれない。2017年はもっとあちこちの博物館や展覧会に出かけることを目標にしよう。