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帰りの時間帯に帰宅ラッシュにぶつかってしまった。さあ大変である。バスに乗りたくても乗れなかったのだ…近くの大学の卒業式があったようでかなり混んでいた。
そりゃそうだよなあ、自分が卒業した時もそんな感じであちこち混雑してたし、今度はそこから謝恩会に行こうとしても同じように街中に向かう人が多くて、なかなか先に進めなかった。時期が同じだと、その後の行程もほぼ同じになるからそりゃ混むよなあ…。
もしかしたら当時のわたしたちもどこかの誰かに迷惑をかけてしまったんだろうな。反省しても遅いけど。
なんとなく袴姿の卒業生が多かったように思う。あとはオリジナルの格好してるとか。ゴスロリの姿をしてる人もいて賑やかで華やかだった。そういう格好が許容されるいい時代になったなーとふと思う。
我々のところはそういう人いなかったな、そういえば。だいたい、男子はスーツだし女子が袴姿だったかな。そっからはみ出したような奴は変な奴扱いされていた気がする。わたしも無難にスーツ着てた。
当時は卒業ってのがなかなか実感湧かなかったなあ。大学院に進学するってのもあったけど、モラトリアムのど真ん中にいたので、とにかく次のステップに移行するというのが理解できなかったよだからあっさり卒業して社会人になっていく同級生たちに感心していた。
ウソだな。理解できなかったというのが本音に近いだろう。なんでそうまでして働かなくてはいけないのか、やっぱりよく分からなかった。就活始まった頃にSPIとかESとかの話もよく分からなかったなあ。
うん、立派なモラトリアム人間だわ…いやあクソみたいな人間だなこう書くと。
だからと言ってなんかこう、いろいろな体験とかしていたかというとそうでもなく。勉強とかもしてなかったなーほんとに純粋にモラトリアムを謳歌していたわ。
そんなんだからいまだに考えが幼稚なんだろうな…幼年期が終わってないというかそういうのを自分でも思うもの。いったいいつになったら大人というのになれるのか。働き出したら自然と考えも変わってくるかなと思っていたけど全然そんなことはなく、むしろこの20年成長していただろうかと不安になる。何も変わってない、あの頃のままのような気がしてならない。延長線上を歩いているような、そんな感じ。
なんかねーそういうのを思ってしまったわけだよ。そういやあこのブログも前進となるものから考えると20年くらいは続けているわ。ある意味モラトリアムの極限がここなのかもしれない。だからと言ってまあ止めないけど。
大人になるって何だろうね。