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679日目。仕事の日。
あー朝から走った走った。バスに間に合うかどうかの時間に家を出たもんだからかなりダッシュで坂を駆け降りて行った。ただでさえ心臓がアレなのに(今日は心配事が多すぎて珍しく目が早く覚めてしまったし脈もいつもより早い)、さらにいじめるようなことになってしまった。突然止まるとかなきゃいいけど。
にしても、駆け降りながら自分の走行フォームの悪さに苦笑いする。走るのが下手になった。
元々上手ではなかった、むしろ運動会や持久走大会では後ろから数えた方が早いところにいる人間なのでしょうがないかなと思っていたが、ちょっと自分でも酷いなと。足音がべたんべたんだもん。タッタッタみたいな軽快さは微塵も無かった。靴のせいなのもあるだろう。メレルの古いやつで運動には不向きのものだ。履き潰しに近い感じで、あちこち膨らんできている。足首のところなんかかぽかぽ。そんな擬音があいそうなくらいの状態である。それで走れるわけがない。うん、そういうことだ。そういうことにしておこう。
…分かってるよう運動音痴なんだよう。
かといって、アメトークの運動音痴芸人まではいかない。アレはどこまで本当なのか演出か分からないけど、水泳とか陸上競技とか見ていて不安になってくる。体育の時間がもう少し分かりやすく見やすいものだったらまた違っただろうか。最近の授業はタブレットを使ってフォームのチェックとかしているらしい。時代はいい方向になっていて羨ましいったらありゃしない。わたしの小学生の頃にそれがあればもう少し運動が得意な人間になった…かな。タラレバなのでなんとも言えないけど、まあ「気合い入れろ!」みたいなのは無くなってたと思う。わたしの住んでたところは田舎も田舎でまだ精神論メインなことが多くて、体育会系が幅を効かせてたからしんどいことも多かった。ただ、体育は苦手だったけど嫌いにならなかったし、体動かすのは好きだったから、授業の内容が合うときとそうで無い時の振れ幅が大きかったんだと思う。あとマイペースで何かしたかったのもある。性格的な部分かな。
球技とか好きだけどね。バレー部だったし。ただ野球とサッカーは…人数が多くなるとダメになる。学校だと部活動なりクラブ活動でその競技をやっている人がいる方が引っ張って個人技になるうえに、いかにチームに入ってもらうか(もしくはチームに入れてもらうか)で勝敗の境遇が変わってくるのは多分どこも同じだろう。わたしのような運動できない組は後ろの方でボーっとしているような感じ。ひたすら「ボールこっちくんなこっちくんな…!」と祈り続けたが、そういう時に限ってというやつであり、飛んでくるボールを追いかけてぺこぺこ走って、捕まえたボールを投げ返すも違う方向に飛ぶか届かないかのどちらかで運動できる組から顰蹙を買うのがほとんどだった。だいたい、運動できない組を外野に置いたり守備に置くのがいけないのだが、だいたい運動できる組はクラス内でもイニシアティブを取るし取って当然みたいな雰囲気があるので逆らえるわけもなく。でもそう考えるとバレーがなぜ楽しかったのか理由が思いつかない。なぜわたしは運動できない組なのに部活動でも集団性のある競技を選びそして楽しんでいたのだろうか。部活のために陸上の朝練にまで参加して朝から4kmも走っていたのか。授業開始時間ギリギリゴールなことも多かったのだが…あの時の自分は何を考えていたのだろう。思い出せるはずなのに思い出せない。何も考えてなかったのかもしれない。
帰りに米2キロと冷食とハム買って帰った。明日のお弁当用のハムだ。明日こそはダッシュしないでバス停に向かいたい。あと、仕事用の靴を新調したい。そろそろ新年度だし、履きやすくて動きやすくてなおかつそれなりに見栄えのするもの。また探しに行きたい。