iPhone14
どうしても読み込めないUSBメモリーがあった。
プロジェクターにダイレクトに接続して、そこから映像を出そうとしたのだけれど読み込まない。
何度やってもダメだし、プロジェクターの電源を入れ直しても認識しない。あれこれ考えるが、原因になかなか辿り着けない。こういう時に限って、ちゃんとした説明書は出てこないし、メーカーサイトは大量のPDFでどれがどれだか分からない。
さてどうしたもんか。
ふと、そういえば似たようなことが他の機器でも起きたことを思い出した。USBを挿して印刷できるコピー機あるでしょ。あれでも同じようにUSBを読んでくれなかった。あの時どう解決したっけなと方法を思い出していくと、ひとつの答えが思い浮かんだ。
あ。メモリーのフォーマット形式が違うから読めないんだ。
案の定、読み込めなかったのはexFAT形式でフォーマットしたものであった。コピー機もそうだったからおそらく今回もそうだろう。数年前のプロジェクターなんだけど、それでもダメなのか。
手持ちの中でFAT32形式があったのでそれに移し替えてやってみたら無事に読み込んでくれた。ああよかった。よかった…のだが、この現象をどう説明するか答えに窮してしまった。
「原因は何ですか?」
「えーとUSBメモリーのフォーマットが違っていたようで」
「はあ???」
「えーとえーと…」
そうだよなあ。最近のUSBメモリーってそういうの気にしなくても普通に使えるもんな。ファイルサイズの大きなものだってフツーにコピーできちゃうし。そういうの意識せずとも使えるようになっているのは非常にありがたい。ありがたいけど、反面、ちょっと古い機器を混ぜて使わなければならない時なんかに原因として忘れがち。
今回は過去に似たような経験があって苦労したのもあって思い当たったが、そういうことがなかったら多分訳がわからないまま「これは使えませんね」みたいな感じで終わっていたかもしれない。
まーでも。Windowsとのやりとりだったらまだそういう解決策があるし、なんとか分かるけど、これがMacのみの環境下で、急にWindowsとのやりとりが必要になった時はまた説明が必要になるかもしれない。Macでしか読み込めない形式あるし。「共通で利用できる形式にしておいてください」的なことを一言言っておかないとややこしいことになりそう。
そういう機会があるか分からないけど。
と思いつつ、結局わたしの説明はあまり伝わらなかったようでちょっとショック。少々複雑だから余計に。こっちの問題は未解決のままだ。解決できるのだろうか。なんかもう積極的に解決しなくていいやという気持ちも出てきた。どうしよかなこれ。