Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

手を動かして何か作るのはやっぱり楽しい

f:id:swordfish-002:20240805192302j:image

iPhone14

仕事の日。

本当は休日出勤した分をどこかで休みとして取らなきゃならないのだが、なかなかそう簡単にもいかないので今日もまた出勤である。とはいえそれほど立て込んでることもなかったので、ちょっと気楽。通常モードではできなかったことをひとつ片付けるために出勤したようなものだ。これが無かったら民博あたりに出かけようかなぁとか考えていたが、まあいいか。家にいても暑いし。

…移動中が暑いという問題はさておき。

とりあえず片付けることを片付けるために、箱が必要になったのだが、入れるものにちょうどいい箱がない。100均で見てもちょうどそれより若干大きいんだよねっていうサイズのものしか売ってないのである。

無かったら作るしかない。作るか。

この仕事するようになってから基本的にこのマインドで生きている。ハギレみたいなパーツを持ち寄ってひとつ作るとか、なんかそんなイメージ。リサイクル的な感じに近いだろうか。細かいことはまた別で書きたい。おかげでそういうスキルは結構身についているが、反対に新しく発注するとかゼロから作るとか、そういうのはちょっと厳しい。まだ慣れずにいる。

今回もその「無かったら作る」マインドが発動して、捨てるはずのダンボールから箱を作る、という荒技をやってみた。捨てるとはいえまだ状態も綺麗だし、大事なものを入れるわけでもないのでそれでいこうと。頭の中と目の前の入れるものとを相互に確認して、大体の寸法を取ってカッターで切り出し。切り出しまでいかないな、完全に切るとこと曲げやすいように薄皮一枚くらいで残す切り方。うっすら切ることで折り曲げやすくなるので。

なんだかつくってあそぼのワクワクさんみたいな気持ちだな。四角をつくって中身をいれて、残ったダンボールをフタとしてつければ完成。

ね。簡単でしょ?

もっとも、切ったり折ったりなので見映えとしては怪しいところもある。既製品はそういうのがきちんとなってるからいいよなあ。

実は仕事ではこういうのができるんだけど、いざ実物をともなわない、算数数学上の問題となると途端にできなくなる。あれだよ、公務員試験でも推論の項目で出てくる「この図形の展開図で正しいものはどれでしょう」問題。あれ小学生の頃から苦手だったけど、いまでもよく分からないんだよな。サイコロの形使ったりとか、点Pを通る線で切断した場合の展開図とか。できる人は3Dモデルを頭に作ってやってしまうというからすごい。高校時代、友達のN君がそれできると言ってた。確かに頭いい人だったけどそこまでとは。

わたしみたいなアナログ人間は図面描くよりも作りながら、という現場レベルで合わせる形だからわけわかんなくなったりもする。性格的に「最後に辻褄が合えばいいのだ」だからなーいいのか悪いのか。

ふふふ。こう書くとわたしの本職が何かよくわからないだろう…わたし自身もいまいちよくわかってないけど、まあ比較的何でも屋みたいな感じなのかな。変なスキルだけ身についてくるのでちょっと面白かったり。座りっぱなしの仕事もあるけど今日の仕事は工作めいてて久しぶりに楽しめた気がする。やはり手を動かして何か作るのは楽しいし、精神的にもいいかもしれない。

…明日積みプラひとつ作ろうかな。気分転換として。